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『流通食材としての自然生』

現在では世界中の多くの食材が身近に食卓で味わえるようになりました。しかし、なかなか一般市場では手に入れにくい希少な食材がいくつかあります。栽培が難しい「松茸」や、限られた天然自生の山芋であるこの自然生(自然薯)も希少で、昔は父親が裏山で掘り出し、家族で食べるという継承生活文化がありましたが、今時ではそのような身近に家庭で味わうことが出来なくなりました。
天然の山掘り自然生は、風味や粘りにばらつきがあってとても個性的です。「自然生」というだけにそれは当然なのですが、流通食材としては品質管理が困難でした。

近年になって、新たな栽培法や保存法が開発され、 天然の山掘り自然生の独特な品質を保持 しつつ、安定した「自然生」の栽培が可能となってきました。それによって、一定の品質を確保でき、年間流通食材として扱え、旬のメニューだけでなく通年の専門的も増えてきました。
また、社会的にも食生活の日本食指向、健康食ブームや自然食志向などの高まりで、外食関連でも自然生の健康機能性をメインにアピールしたお店が繁盛しています。皆様の周りにある自然生を扱うお店にも、そういうドラマが存在しているのです。