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暑い夏には自然薯がおススメ

食べ物の陰陽を見きわめて、中庸のバランスの良い身体で健康を保とうというのがマクロビオティック・正食の考えです。身近な旬の食材で、伝統的な食事の大切さを教えています。
この食べ物の陰陽でいえば、自然薯は野菜の中で陽性の代表格といえます。単純には「温かく、明るく、前向き」というイメージでしょうか。

輸入食材や精製食品の増加、食文化の変化で、現代人は「陰性体質」に偏りがちです。加齢も基本的には冷えた陰性体質への傾斜と言えます。
陰性体質の特徴は「虚症、色白で、水太り、冷え性で、低血圧、低体温の傾向、下痢か便秘、取り越し苦労が多く心配性。低血圧、貧血、胃腸病(潰瘍、ガン)、アレルギー、うつ病、精神病」などと言われますが、要はやる気や元気の無い状態の身体になります。  

改善の対策としては、陽性の食べ物を多くとり入れ、陽性の食べ物が持つ、体を温め、心を明るく前向きにする作用によって、心と体を中庸にもどすようにすることだと言います。

といっても暑い夏には、ほうれん草、なす、トマト、きゅうり、にがうりなどの「クールベジ」で、身体をクールダウンさせたいものです。
これらの夏野菜も加熱すると陽性に傾きます。老廃物の排出を活発化させるカリウム成分が熱に弱いということによります。

陽性食物王様である自然薯(山芋)には、実はこのカリウムがふんだんに含まれています。
血液調整や酵素の活性化、エネルギー代謝の促進、便秘の改善と働きは多岐にわたる大切な成分ですが、この熱に弱い成分をとろろ汁と言う生食でいただければ、クールダウンにも大いに効果があるようです。要は食べ方の工夫でしょう。
冷たいソバやうどんに絡める「冷やとろ」は夏バテ対策には最高のようです。ぜひ、お試し下さい。